7月9日 今日の原山小学校
2025年7月9日 10時00分5年生。生成AI活用の授業を行います。
文章を生成するAIを活用する前に、画像を認識するAIを使って学びました。
「グー、チョキ、パー」の画像をたくさんAIに読み込ませることで、AIが「グー、チョキ、パー」を認識することができるようになります。
認識した結果を表示するプログラムを作成(Scratchを使用)しました。カメラに「グー、チョキ、パー」を映すとAIが判定し、例えばネコが「これはグーだね!」などと返答するものです。
「AIはたくさんのサンプルを読み込ませることで判定することができるようになる」活動をした後、
「この機能を使ってどんなことができるか」を考えました。
あるグループは「文房具」を複数学習させ、判定することで、その扱い方について助言するプログラムを作成しました。(これはハサミだからしまっておこうね! などの助言)
別のグループは、「天気のマーク」を見て、画面のキャラクターが動作するプログラムを作成しました。(晴れのマークだと恐竜の足が動く、というようなプログラム)
この他、学級で育てているインゲンの画像を学習させ、「水やりが必要か、必要ないか」を判定するプログラムを作成したグループがありました。
また、「燃えるごみ、燃えないゴミ、資源ゴミ」を判定し、捨て方を助言するプログラムを作成するグループもありました。
児童のアイディアは、この時間でサンプルを取得するにはとても時間が足らず、もちろん実用的なレベルには至りませんでしたが、
「学んだ機能を使ってどんなことができるか」を考えることこそ最も重要だと感じる授業でした。
そして5年生は素晴らしいアイディアをたくさん考えつきました。
5年生の学ぶ姿勢に感銘を受けた授業でした。
今後、文章生成AIを実際に使いますが、その留意点を学んでいきます。